ユグドラシルの家具は自然オイル仕上げ(オイルフィニッシュ)です。オイルフィニッシュは木の表面に塗膜を張らずに、木の導管にオイルが浸透して硬化します。そのため、木の呼吸を妨げずに家具をほこりや手垢などから保護するとともに、木が持つ暖かく柔らかい質感や、美しい木目の風合いをそのまま感じられる仕上げ方法です。 反面、塗膜を張らないので熱や水分に弱い事が弱点ですが、お手入れを繰り返していただくと自然な艶や味わいが増します。愛着をもって育てることのできる家具となります。

柔らかい布での乾拭き、もしくは固く絞った布巾で水拭きをします。 徐々にオイルの効果が無くなっていくため、 定期的なメンテナンス(年に1~2回)をおすすめします。また、カサつきが気になった部分へのオイルの拭き込みだけでも効果がありますのでぜひお試し下さい。 オイル(家具用天然オイル又は、アマニ油、えごま油、くるみ油などの乾性油)や家具用ワックス(蜜ろうクリームなど自然素材のものがおすすめです)を柔らかい布に少量とり、拭き込むことでツヤを取り戻し家具を守りながら風合いを増して長くお使いいただけます。 ※オイルの染み込んだ布は水に浸す、または完全に乾かしてから廃棄して下さい。オイルの酸化重合反応ために稀に自然発火が生じる危険があります。

1. オイルとウエス(木綿や要らなくなった綿の T シャツなど)を数枚用意します。 2. 家具全体の汚れを拭き取り、乾拭きをして表面に汚れや水分が残っていないことを確認します。 3. ウエスにオイルを適量取り、全体に薄く塗り広げます。(べたべたするほど塗ると塗りすぎです。余分なオイルは拭き取ります。) 4. 最後にきれいなウエスで艶が出るように磨き、全体がサラリと乾いた感じになれば完成です。 5. 一晩〜１日そのままにして乾かします。

・濡れたものや熱いものを直接置くと、シミや輪染みが残る場合がありますのでご注意下さい。
・濡れた鉄製のものを置くと、木に含まれるタンニンという成分と鉄分が反応して黒いシミになることがありますのでご注意下さい。
・無垢の木の家具は自然な呼吸をしているので、環境の変化により反りやゆがみなどが生じるおそれがあります。直射日光のあたる場所や温度、湿度変化の激しい窓際、エアコン、ファンヒーターなどの風が直接あたる場所への設置はなるべく避けていただけるようお願い致します。

無垢材はご使用される状況により多少の反り、割れ、ねじれ等が生ずる場合があります。

納品より1年間は保証期間とし、通常のご使用範囲内で発生した著しい変形、不具合につきましては無償で修理いたします。

保証期間以降は修理を実費にて承ります。